近くて便利! 医療・介護施設内に資格学校 業界初の研修モデル、全国100ヵ所超に

今までの介護の資格学校は都市に所在するところが多く、地方の学生が通いづらいなどの問題が懸念されてきた。今回、実際の介護施設の空きスペースに「分校」というかたちで学校がオープンすることで、地方の学生も都市まで行かずに、その地域の施設で学べ、通学が楽になるというメリットがある。他にも、現場の雰囲気も実際に肌で感じることができ、実際に介護職に就いた際のミスマッチを防ぐことができるというメリットもある。

「皆さんが働いているところに“学びの場”が存在するべきなんじゃないか」

そう語るのは介護の資格学校「日本総合福祉アカデミー」を展開するガネットの藤田達也社長だ。特養や有料老人ホーム、病院などの空きスペースに「分校」を設ける業界初のモデルで注目を集めている。分校では実務者研修や初任者研修、喀痰吸引等研修、各種国家試験対策講座などを展開。介護職員のキャリアアップを後押しし、人材の確保に貢献していく仕事を大きくしようと汗をかいている。

既に分校は全国100ヵ所を超えたという。このモデルの仕組みや魅力、今後の展望などについて詳しく語ってもらった。

分校でネットワークを創造

施設内の分校を始めたきっかけは?

介護の現場は全国にありますが、キャリアアップの研修や講座を総合的に受講できる資格学校は都市部まで出向く、という地域が多いですよね。介護事業者も職員も資格の取得を望んでいるのに、非常に忙しいこともあってなかなか実現しない…。ですから最も近い場所に作ろうと考えました。

効率よく通学できると?

はい。学習意欲も維持されやすいですね。未経験の方でも参加しやすい、というメリットも大きい。介護の仕事をスタートするきっかけを作れるという点でも、人手不足の解消に貢献していけると思っています。事業者も、職員も、求職者も、行政も、みんながハッピーになれる仕組みであると自負しています。

分校の教育では何を重視すべきか?

学びの場ができるとコミュニティが生まれ、地域でのつながりが作られます。そうした“ネットワークを創造する拠点としての機能”を持たせることを心がけてきました。地域包括ケアの担い手となるわけですから、ネットワークを主体的に広げていける人材を育てることにもこだわっていきたいです。

サイト名:介護のニュースサイト Joint
URL:https://articles.joint-kaigo.com/article-9/pg106.html

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